詩集、正式な発行日が5月15日になりました。
だから文学フリマでは先行というかたちで数部持っていきます。
興味ある方は立ち読みでもしていってください。買ってくださった方には、まだ作ってないけどおまけの栞をあげたいです。
矢部くんにゲラを見せたら、日常系だ、ひだまりスケッチだといわれました。
ひだまりスケッチってアニメを見たことなくて後で見たら、主人公が学園生活でのイベントやふつうの日や、その時々で悩んだり焦ったり驚いたり喜んだりしながら、一日の最後にはいつもほっと息をついていく、およそ小心者の動揺が日々を塗り重ねていく雰囲気アニメで、そんなことをいうのは矢部くんだけと思いますが、そうかもという気がしました。
詩集に載っている詩は、半分ぐらいこのブログに書いたもので、このブログに書いた詩はこのブログを読んでくれてるかも知れなかったその時々の何人かのひとたちに読まれることだけを考えて書いたので、ブログ本ていうのかなと思います。
もう夕暮を過ぎた公園にはだれもいないんですけど、約束のものは持ってきたので、友達になってくれよと思います。褒めてほしかった、仲間に入れてほしかった、それだけでした。




詩集『晴れる空よりもうつくしいもの』


〈目次〉
雷鳴語による新しい音楽
宙に消え入る歌
ミト
破氷の陸
(Silent)Hymn
遮音室
二度は燃えないゴミの詩
Lullaby
つぐみに訊いた、いくつかの讃歌
春はふたりぼろバスの最前に飛び乗って盛大に燃やすゴミの詩
グレングールド
Campfiresongs
ネスト
"パイオニア"という木靴を履いて渋谷の屋根裏で踊った日
「open/start」
晴れる空よりもうつくしいもの
亡羊と、ぐりぐりのきみへ