おとといは文学フリマでした

みんなみんな、ありがとうございました。
あらかじめ知って来てくれたひと、パラパラ読んでいってくれたひと、
装丁かわいいで立ち止まってくれたひと、友達からその日に口コミを受けて終わる際に来てくれたひと、
悩んで、やめて、やっぱり買っていってくれたひと、
ひとのお使いできてくれたひと、数がなくて傷物を買っていってくれたひと、
笑顔だったひと、真顔だったひと、
ひとりのひと、ふたりのひと、さんにんのひと。
ちゃんと話できなかった方、ごめんなさい。
最初に詩集が売れて、うろたえてしまって、お金をもらった後でいきなり感想を訊いてしまった方、ごめんなさい。
挨拶の声小さくてごめんなさい。
造本にムラがあると思います、ごめんなさい。
おかげさまで会場に持っていった分は二人誌、詩集とも無事ぜんぶ誰かの手に渡りました。
売切れてしまったので二人誌を後日郵送で送ることになったひともいて、
午後2時位から会場に来た矢部くんとどうしたんだよみんなと顔を見合わせていちいち驚いてました。
詩集はあるだけ持っていったのでもう自分の読む分もないのですが、
出版社から残りの分が届き次第、二人誌と同様に銀行振込で通販をしたいと思います。
詩集の定価が2310円で、想像星座群では送料込み栞付き2000円で販売します。
考えてもらえたら嬉しいです。


僕の詩集について、矢部くんが「FLAME VEINみたいな、」ということを少し言っていて、
FLAME VEIN』というと1986,87年に生まれて中高を恥ずかしく生きたひとにとっては、その頃のいがらっぽさのわりと起点にあるようなものだったと思います。
このあいだひとつ年上のひとの結婚式に呼ばれて行ったら、そのひとの同級生たちがBGMでかかったハイスタの『MAKING THE ROAD』の数曲をあほみたいにくちずさんでいて、
なにをそんなに熱くなるんだとわからなかったけれど、たぶん、それぞれの恥ずかしさがそこにしまわれているんだと思います。
そういうものは、だれにもいろんなかたちであって、おぼえられなくてわすれたり、わすれようがなくておぼえていたり、
とっておいたら腐っていたり、知らん間になにかと入れ替わっていたり、することがあると思うんです。
じぶんのこれも、手を離れて、だれかの恥じない恥になったら、いやなるんだ、と思います。


文学フリマはこういう感じでした。


詩集はこういうふうです。